
どうも、バイクパーツ専門Dream-Japan店の松本です!
本日はバイク用グローブを選ぶ際のポイントや注意点を説明していきます。バイクグローブ選びの参考にしていただければと思います。
と、その前に皆さん教習所に通う前、ヘルメットとグローブは持参してください!と言われた方が多いと思います!
ヘルメットは皆さん当たり前のようにつけなきゃと思いますよね?
では・・・
なぜグローブをはめるのか?

1.安全性と操作性を高める
バイクに乗る上で、いかに肌の露出を少なくするのを考えるのをお勧めいたします!
バイクファッションでもお話しした通り、肌の露出は極力避けるべきです。出かける際は服や、ズボン、靴などは履きますが、手袋をはめて外に出かける人は少ないので忘れがちですが、手が出ているということは、肌の露出になります。
バイク操作は指の操作が基本です。クラッチにブレーキ、アクセルまで全部手で行います!
そして車に比べ、外的な影響を多く受ける場所でもあります。
素手では、風の影響、暑さや寒さ、エンジンなどの振動等をモロに受けますので、段々手が動かしずらくなってきます。とっさの時や何かあったときに対処が遅れる危険もありますので必ず着用しましょう!
グローブの種類
2.大きく分けて3種類

■メッシュグローブ
メッシュグローブとは、その名の通り素材にメッシュを使用し通気性に優れた夏用のグローブになります。
さらにグローブの素材を薄くすることで、よりメッシュの繊維の隙間からの風通しを良くしたものです。
また、素材が薄いため、バイクの振動や挙動をダイレクトに感じやすいため、素手に近い感覚で運転することが可能です。その分、防御性が落ちるのが残念な部分です。
■3シーズングローブ
3シーズンとは「春」「夏」「秋」で使えるグローブのことを指します。
バイク用品店などでも、「3シーズン用」で販売していると思います!
1年の3/4使えるという点で、購入される方がダントツで多いと思います!
メッシュグローブに比べ多少厚みがあるものも多く、多少の気温の変化程度なら問題ありませんが7月後半や8月などの炎天下では、さすがに暑いです。

■ウインターグローブ
3シーズン以外の冬用のグローブです。
3シーズン用より種類は減りますが真冬でも手を暖かく保ってくれます。
グローブ自体が少し厚めになり、操作性に影響してきますが、手の冷えを襲う冷気は半端ではありませんので、ウインターグローブは必須です。
今は汗を吸って発熱するゴアテックスや、電気の力で指先を温める電熱グローブなどもあります。
12月〜2月にかけての真冬には、1つあるだけで寒さに負けない快適なツーリングを楽しめます。
グローブの素材のおすすめ?
合皮、ナイロン、シカ革、山羊革、牛革

グローブの素材も様々なものがあります!
肌ざわり、着用心地、見た目などに影響してくる部分になりますので、要チェックです!
・合皮(レザー)
皮革に似せて作られた人工素材です。汚れや雨に強くお手入れが楽で安価ですが、紫外線などに弱いため、使い込むと劣化が早いのが難点です。
・ナイロン
レザー同様、合成繊維ですが、見た目が全然違いますね!メッシュ系のグローブに使われていることが多い素材になります。特徴としては
- 摩擦に強い
- 軽い
- 弾力性がある
- 耐久性が高い
- お手入れがしやすい
等が上げられます。
・シカ革
シカ革は、軽くて柔らかく、通気性・吸湿性に優れ、しっとりと滑らかな質感が特徴です!
しっとりとなめらかな質感・手触りも産み出すため、”第二の皮膚”という異名も持つほどです!
・山羊革
シカ革同様、軟らかく、しっとりした質感が特徴です!グローブでは弾力があり使用されていることが多いような気がします。
・牛革
耐久性に優れています。革自体が硬いため、少し操作性が悪くなりますが、とても丈夫なためバイクジャケットにも使用されることが多いです。雨には弱いためメンテナンスが大切です。
グローブ選びでの注意点
グリップ付き、バイク用グローブ以外は選ばない。
・イボ付きグローブは使用しない
よく軍手やゴム手袋などで手のひらにイボがついているものがあるのを知っていますか?
物を握ったときに滑らないようにするための物なのですが、このイボ付きはバイクでは絶対に使用しないようにしてください。
勘違いしている方が多いですが、瞬間的な場面でアクセルなどから手が離せず危険な場合があります。
・作業用グローブは作業用
ホームセンターで安価で売っているグローブ、ネットでバイク、作業用、などのグローブ。
〇ークマンなどのグローブ。
バイク業界に20年、パーツを10年近く販売している私としては・・・
作業用グローブは作業用。服もそうですが、バイク用グローブはバイク用グローブです。
作業用はおすすめできません!
・自身のサイズにフィットするように
大きくても小さくてもあまりよくありません。冒頭でも話した通り、バイク操作は繊細な指の動きを必要とします。
しっかりフィットするサイズをはめましょう!
グローブ選びのまとめ

グローブの種類から素材まで様々なものが発売されています!
その他に、プロテクター入りや、レイングローブ、インナーグローブなどさらに掘り下げていけばさらに多くの種類になっていきます。ここでは基本的なグローブということで割合させていただきます。
- 種類として、
・メッシュタイプ
・3シーズンタイプ
・ウインタータイプ
先ずは3シーズン用を1個持っておいて間違いないでしょう!
- グローブ素材
・合皮(レザー)
・ナイロン
・シカ革
・山羊革
・牛皮
■着け心地を重視するなら、シカ革、山羊が肌触りがいいです!
■価格重視なら合皮やナイロンがお勧めです!
■本物志向、使えば使うほど味が出るのはやはり牛皮です!
前にバイクファッションについても書いていますので参考程度に見ていただければと思います!
よろしくお願いいたします。
